6月23日(金)より全国順次公開
イントロダクション
INTRODUCTION
崖っぷちカップルが映画界に殴り込み!?
お互い夢と才能に賭けた男女の悲喜こもごもを描くライトコメディ
地方公務員の香織は、浩平の自主映画に感動して上京したものの、いつしか同棲生活も8年目。
背水の陣で浩平が書き上げたシナリオに惚れ込み、映画化を叶えるべく「推し」まくるが……。
ヒロインの香織を演じたのは磯山さやか。故・志村けんや三谷幸喜ら喜劇の巨匠に愛されてきたコメディエンヌのセンスを本作で生き生きと開花させた。
ちょっと頼りないけれど、映画に熱い思いを傾ける浩平には、劇団東京乾電池の最終兵器・吉橋航也。他に柄本明、品川徹、吉行和子、浅田美代子、菅原大吉、篠井英介、菜葉菜、京野ことみ、しゅはまはるみ、和田雅成など、豪華なキャスト陣が揃った。監督は根岸吉太郎監督や故相米慎二監督らに師事し、
本年6月公開の生田斗真主演映画『渇水』でも注目を集める髙橋正弥。若さもお金もないけれど、お互いを信じる気持ちだけは誰にも負けない!
とびきりハートフルな温かさをお届けします!
(本編108分)
キャスト
CAST
佐藤香織役
磯山さやか(いそやま さやか)
1983年10月23日生まれ、茨城県鉾田市出身。いばらき大使。2000年にグラビアでデビュー。
2001年に「HERO」第5話(CX)でドラマ初出演を果たす。2005年には『まいっちんぐマチコ!ビギンズ』で映画初主演を飾る。
そのほか映画『リアル鬼ごっこ』(15)、『クハナ!』(16)、『虎の流儀〜激突ー燃える嵐の関門編〜』(22)や、ドラマ「水戸黄門 第39部」(TBS)、「4分間のマリーゴールド」(TBS)、
「女ともだち」(BSテレ東) 、「再雇用警察官」シリーズ(TX)、「鎌倉殿の13人」(NHK)、「君が、おにぎり好きだから。」(CTV)など多数の出演作がある。
ほかバラエティやラジオ、舞台など多方面で活躍中。
comment
映画について
『この度、愛のこむらがえりで主演を務めさせていただきました、磯山さやかです。
最初にお話をいただいた時には、ドッキリなのかと思ったくらい本当に驚きました。ですが、髙橋監督から作品への熱い想いを聞かせていただき、この想いに応えたいという気持ちで演じさせていただきました。
映画を作りたいという2人の物語ですが、実際撮影しながら、何度も台本を読みながら、一つの映画を作るのは大変な事でもあり、その分喜びが大きいのだなと感じました。作品の中でも沢山の方に支えてもらっていますが、撮影も共演者の皆様、スタッフの皆様に助けていただきました。
なにより、素敵な方々と共演させていただき、とてもとても幸せな時間でした。
絆と情熱に心温まる作品です。ご覧いただけたら嬉しいです』
調布市について
『映画「愛のこむがえり」の撮影を、調布市でさせていただきました。
自然もたくさんあり、同じ場所でも時間によって違う景色を見せてくれたり、心が穏やかになる場所もあれば賑わっている場所も。
本当にたくさんのシチュエーションがあり、昔から住んでいるような感覚にもなり、日々撮影をする事が楽しみでした。
撮影に関しましては、調布市役所の皆様をはじめ、沢山の調布市の皆様にご協力いただきました。
本当にありがとうございました。
調布市の魅力が、作品を通して多くの方々に伝わると嬉しいです』
田嶋浩平役
吉橋航也(よしはし こうや)
1979年生まれ、神奈川県出身。東京大学法学部卒業後、
2008年より劇団東京乾電池に所属。同年「夏の夜の夢」「受付」などの舞台に立つ。
テレビでは2009年テレビ朝日ドラマ「警官の血」第2夜、2011年TBSドラマ「深夜食堂」、2015年NHKドラマ「美女と男子」、2019年NHK 大河ドラマ「いだてん」、2022年NHKBSドラマ「拾われた男」、映画では2010年『ゴールデンスランバー』(中村義洋監督)、2015年『スキマスキ』(吉田浩太監督)、2020年『一度も撃ってません』(阪本順治監督)などに出演。
趣味は囲碁(五段)、水泳。落語も得意とし、座長柄本明より「東乾家吉喬」の高座名を命名される。
comment
映画について
『初主演ということで撮影直前はプレッシャーに押し潰されそうになってたのですが、いざ撮影が始まって監督の「よーい」の声を聞いたとき、カメラの後ろで真剣な目でこちらを
見ているスタッフさん達とカメラのこちら側で「スタート」の声を待つ磯山さんの顔がフッと目に飛び込んで来たんです。その途端、スッと憑き物が落ちたというか「あ、みんなで作
っていくんだ。演劇とおんなじだ」と思えた。そこからはもう撮影が楽しくて。あっという間に撮影期間が過ぎちゃったという感覚です。ひとりでも多くの皆さんに観て頂けますように!』
調布市について
『じつは調布は地元なんです!調布市民ではないのですが、実家が調布の二駅先の京王稲田堤。なので、子供の頃から調布は遊び場で、タコさん滑り台で滑り、真光書店でマンガを
買い、初めて行ったラーメン屋はそらまめで、大学時代に駅前の学習塾で個人指導のバイトをしてたこともあります。今回の映画のロケ先のあの店もあの川もあの劇場も懐かしい場所
ばかり。そんなわけで、公開に先駆けて調布シネマフェスティバルで皆さんに観ていただけることがほんとにほんとに嬉しいのです。楽しんでいただけたら幸いです。』
ハロルド道永 役
篠井英介(ささい えいすけ)
1958年生まれ、石川県出身。87年、劇団『花組芝居』の旗揚げに参加。看板女方として人気を博
す。退団後、92年には第29回ゴールデンアロー賞演劇新人賞を受賞。日本舞踊師範や
石川県観光大使としても活躍。代表作は舞台「欲望という名の列車」「サド公爵夫人」、ドラマ
『総理と呼ばないで』、大河ドラマ『翔ぶが如く』『八重の桜』、連続テレビ小説『瞳』『まれ』など。女方として舞台で活躍を続けるほか、テレビ、映画などでも独自の存在感を発揮している。
橋本伸子 役
菜 葉 菜(なはな)
2005年、映画『YUMENO ユメノ』(鎌田義孝監督)で主演し、本格的に映画デビュー。
以後、『孤高のメス』(10・成島出監督)、『ヘヴンズ ストーリー』(10/瀬々敬久監督)、
『64-ロクヨン-』(16/瀬々敬久監督)、『ラストレシピ~麒麟の下の記憶~』(17/滝田洋二監督)
『赤い雪』(19/甲斐さやか)、『ノイズ』(22・廣木隆一監督)、『夕方のおともだち』(22/廣木隆一監督)、『TOCKA[タスカー]』(23/鎌田義孝)などに出演作多数。映キャン!映画賞2022 最優秀女優賞。
2023・アジアン・ポップアップ・シネマ映画祭/シカゴ にて日本人初の「功労賞」を受賞。
村上由美子 役
京野ことみ(きょうの ことみ)
1978年生まれ、広島県出身。1992年に映画『七人のおたく』でデビュー。
主な出演作に。ドラマ「白線流し」シリーズ(96〜05)、「ショムニ」シリーズ(98〜13)、「喰いタン」シリーズ(06〜07)、「渡る世間は鬼ばかり」(11)、「なぞの転校生」(14)、「絢音」(12)、「つまらない住宅地のすべての家」(22)、映画『ナイン・ソウルズ』(03/豊田利晃)、TAKESHIS'(05/北野武監督)、『櫻の園』(08/中原俊)、『かぞくのくに』(12/ヤン・ヨンヒ監督)など出演作多数。
片山清哉 役
和田雅成(わだ まさなり)
1991年9月5日、大阪府出身。主な出演作に、舞台「刀剣乱舞」「呪術廻戦」、「風都探偵 The STAGE」、「ダブル」
「おそ松さんon STAGE~SIX MEN’S SHOW TIME~」などがある。また、テレビドラマでは「テレビ演劇 サクセス荘」(19、20、21)や「REAL⇔FAKE」(19、21)、「あいつが上手で下手が僕で」(21)、Paraviオリジナルドラマ「夫婦円満レシピ」、映画では『映画刀剣乱舞-継承-』(19)、『映画演劇 サクセス荘』(21)『映画刀剣乱舞-黎明-』(23)『ゲネプロ★7』(23)などに出演。
中尾峰子役
しゅはまはるみ
1974年生まれ。東京都出身。
高校より芸能活動を始め卒業後フリーに。堤泰之、白井晃の演出作品などに出演後、劇団東京乾電池に入団し、
20周年記念公演「しとやかな獣」では柄本明の娘役に抜擢。
2018年公開の映画『カメラを止めるな!』に参加。主人公の妻・日暮晴美役で大ブレイク。第28回東京スポーツ映画大賞新人賞を受賞。その後も映画『あらののはて』、NHK朝ドラ「スカーレット」、RIZAPのCMなど、映画・ドラマ・バラエティ・舞台・CMと幅広く活躍中。
佐藤光代 役
浅田美代子(あさだ みよこ)
1956年生まれ、東京都出身。
1974年『あした輝く』(山根成之監督)で映画初主演。映画『釣りバカ日誌』シリーズ(94年〜09年)では、15年間“ハマちゃん”こと主役の浜崎伝助の妻・みち子を演じ好評を博す。
近年の主な映画出演作に、『あん』(15年/河瀨直美監督)、『山中静夫氏の尊厳死』(20年/村橋明郎監督)、
『朝が来る』(20年/河瀨直美監督)では日本映画批評家大賞にて助演女優賞を受賞する。
『犬も食わねどチャーリーは笑う』(22年/市井昌秀監督)、『とべない風船』(23年/宮川博至監督)、
『銀平町シネマブルース』(23年/城定秀夫監督)など多数。
佐藤和彦 役
菅原大吉(すがわら だいきち)
1960年生まれ、宮城県出身。
近作に映画『FUNNY BUNNY』(21)、『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』(21)、『いのちの停車場』(21)、『Ribbon』(22)、ドラマ「きのう何食べた?」、「いりびと-異邦人-」(WOWOW/21)、NHK連続テレビ小説「らんまん」(23)など多数。「夫婦印」プロデュース「満月~平成親馬鹿物語(改訂版)」が今年、12年ぶりに上演される。
蒲田志郎 役
品川徹(しながわ とおる)
1935年生まれ、北海道出身。62年に舞台芸術学院を卒業し、劇団自由劇場などを経て、劇団転形劇場の設立に参加。
88年に解散後、舞台、映画、テレビと幅広く活躍。テレビでは、2003年フジテレビ「白い巨塔」で教授役を演じ脚光を浴びる。2015年には第25回日本映画プロフェッショナル大賞・特別賞を受賞。
近年の主な映画出演作に『龍三と七人の子分たち』(15/北野武)、『愛しのアイリーン』(18/吉田恵輔)、『子供はわかってあげない』(21/沖田修一)、『さがす』(22/片山慎三)、『山女』(23/福永壮志)など。
白鳥あかね 役
吉行和子(よしゆき かずこ)
東京都生まれ。57年、舞台「アンネの日記」でデビュー。
『愛の亡霊』(78/大島渚監督)、『東京家族』(13/山田洋次監督)で日本アカデミー賞優秀
主演女優賞を受賞。02年『折り梅』(01/松井久子監督)で毎日映画コンクール田中絹代
賞を受賞。主な映画の出演作に『佐賀のがばいばあちゃん』(06/倉内均監督)、『おくりびと』(08/滝田洋二郎監督)、『人生、いろどり』(12/御法川修)、『燦燦』(13/外山文治)、『家族はつらいよ』シリーズ(山田洋次監督)、『雪子さんの足音』(浜野佐知監督/18)など。エッセイ集「どこまで演れば気がすむの」(83)で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。
西園寺宏役
柄本明(えもと あきら)
1948年生まれ、東京都出身。
1976年劇団東京乾電池を結成し、座長を務める。1998年『カンゾー先生』にて第22回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。 以降40年以上にわたり映画、舞台、テレビドラマに多数出演。近年の主な映画出演作に『流浪の月』(22/李相日監督)、『ある男』(22/石川慶監督)、『エゴイスト』(23/松永大司監督)、『シャイロックの子供たち』(23/本木克英監督)など。公開待機作に『最後まで行く』(藤井道人監督)、『波紋』(荻上直子監督)など。
スタッフ
STAFF
監督:髙橋正弥 Masaya Takahashi
1967年、秋田県出身。根岸吉太郎、高橋伴明、相米慎二、市川準、森田芳光、阪本順治、宮藤官九郎作品で助監督としてキャリアを重ねつつ、映画『RED HARP BLUES』(02)、『月と嘘と殺人』(10)、スカパー!ドラマ「マグマイザー」(17)などで監督を務め、映画『渇水』が23年公開された。
comment
映画について
映画の撮影現場を舞台にした映画は古今東西様々なものがあります。
「雨に唄えば」「サンセット大通り」「フェリーニの81/2」「軽蔑(1963)」「映画に愛をこめて アメリカの夜」「ザ・プレイヤー」「バートン・フィンク」
「エド・ウッド」「マルホランド・ドライブ」「アーティスト」「ラ・ラ・ランド」。
日本ならば「蒲田行進曲」「映画女優」「えきすとら」「ザ・マジックアワー」「カメラを止めるな!」などがありますが、本映画の脚本を読み終えた私の脳裏に浮かんだのは、香港映画のレスリー・チャン主演「夢翔る人/色情男女」(イー・トンシン監督)でした。香港の「大人の映画」界を描いたコメディータッチのものですが、レスリー・チャンが演じる売れない映画監督が映画製作の夢を追い続けるという内容です。その映画からは、主人公のレスリー・チャンや
イー・トンシン監督の映画への愛情が溢れているのを感じ取ることができ、こんな映画を作りたいと思ったものでした。
そんな思いもある中、今回の映画を作るのにあたり心がけたのは、予算がなくてもスタッフが少なくても、皆が映画への愛情とアイディアをもって集まれば
面白いものができるはずだという気持ちでした。更にそこに面白い俳優たちが集まってくれたら良いものができると思い、先ずコメディエンヌの資質を
持っているはずと狙い定めた磯山さやかさんと「劇団東京乾電池」の秘密かつ最終兵器の吉橋航也さんにオファーしたのです。その二人が決まると素敵な
俳優さんたちがこの映画に続々と集まってくれました。そんな本映画のために集まってくれたスタッフ・キャストが作り上げたものを、皆さんに漸く観て頂ける機会ができたことを嬉しく思う次第であります。
脚本:加藤正人 Masato Kato
1954年生まれ。早稲田大学大学院客員教授、東北芸術工科大学映像学科教授、シナリオ作家協会会長、理事長を歴任。日本アカデミー賞優秀脚本賞を第38回『ふしぎな岬の物語』(15/監督:成島出)、第34回『孤高のメス』 (11/監督:成島出)、第32回『クライマーズ・ハイ』 (09/監督:原田眞人)で受賞。映画『雪に願うこと』(06/監督:根岸吉太郎)で第18回東京国際映画祭グランプリ、毎日映画コンクール脚本賞を受賞。その他、映画『凪待ち』 (19/監督:白石和彌)やNetflix配信ドラマ『火花』(16/監督:廣木隆一他)の脚本統括。2023年8月25日公開の映画『Gメン』(主演:岸優太 監督:瑠東東一郎)が控える。
劇伴音楽作曲:宮原慶太 Keita Miyahara
5歳よりクラシックピアノを習い始め、中学2年の時に当時芸大3年生の坂本龍一さんの家にピアノを習いに行く。
ピアノだけでなく音楽そのものについて多くを学ぶ事となった。
1981年1月に、当時NHKの「シルクロード」で人気の喜多郎のツアーに参加。さまざまな歌手のサポートやレコーディング、CM、ビデオのBGM、テレビアニメの音楽、スタジオミュージシャン など音楽活動の幅を広げた。
1994年の秋より髙橋真梨子のツアーに参加。年間を通して多数のコンサート、ディナーショーをこなし コンサートマスターも勤める。Fevbre(フェイブル)というグループでも活動を続け、アルバム「タピスリ」「タピスリII」「爽」や「SK II」のCM音楽、NHKの教育番組や百貨店等のBGM等多くの作品を作り続けている。
2020年公開の映画「星屑の町」の音楽を担当。劇中音楽の他、のんが歌う「シャボン玉」の作編曲も行っている。
エンディング曲:「夢がよぶほうへ」VOLOMUSIKS
2012年よりVo.こまつかおり、Key.こまつゆか、Ba.松林大樹での活動がスタート。
「歌詞で心を、音で身体を、揺さぶる音楽」を合言葉に活動中。オリジナリティ溢れる楽曲はCM、映画等に使用され、ラジオ局のパワープレイ、iTunes Jazz チャート1位を獲得するなど、現在注目のアーティスト。
そして、圧倒的なパフォーマンスで魅了するライブは誰をも虜にする。
劇場情報
THEATRES
地域 | 劇場 | 電話番号 | 公開日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
東京 | ヒューマントラストシネマ渋谷 | 03-5468-5551 | 6月23日(金)〜7月6日(木) | 上映終了 |
イオンシネマ シアタス調布 |
042-490-0039 | 6月23日(金)〜7月13日(木) | 上映終了 | |
シネマネコ | 0428-84-2636 | 6月23日(金)〜7月13日(木) | 上映終了 | |
青森 | シネマディクト | 017-722-2068 | 9月23日(土•祝)〜29日(金) | 上映終了 |
神奈川 | 横浜シネマリン | 045-341-3180 | 6月24日(土)〜30日(金) | 上映終了 |
あつぎのえいがかん kiki | 046-240-0600 | 6月23日(金)〜7月6日(木) | 上映終了 | |
栃木 | 宇都宮ヒカリ座 | 028-633-4445 | 10月6日(金)〜12日(木) | 上映終了 |
小山シネマロブレ | 050-3196-9000 | 9月8日(金)〜14日(木) | 上映終了 | |
茨城 | シネプレックスつくば | 029-839-0000 | 7月7日(金)〜7月20日(木) | 上映終了 |
土浦セントラルシネマズ | 0298-21-1554 | 7月8日(土)〜7月14日(金) | 上映終了 | |
あまや座 | 029-212-7531 | 7月8日(土)〜7月21日(金) | 上映終了 | |
長野 | 長野千石劇場 | 026-226-7665 | 8月18日(金)〜24日(木) | 上映終了 |
富山 | ほとり座 | 076-422-0821 | 8月12日(土)〜8月18日(金) | 上映終了 |
石川 | 金沢シネモンド | 076-220-5007 | 8月12日(土)〜8月18日(金) | 上映終了 |
福井 | 福井メトロ劇場 | 0776-22 -1772 | 8月12日(土)〜8月18日(金) | 上映終了 |
愛知 | ミッドランドスクエアシネマ | 052-527-8808 | 7月14日(金)〜7月27日(木) | 上映終了 |
刈谷日劇 | 0566-23-0624 | 7月14日(金)〜7月27日(木) | 上映終了 | |
静岡 | 浜松シネマイーラ | 053-489-5539 | 8月25日(金)〜31日(木) | 上映終了 |
大阪 | シネ・リーブル梅田 | 06-6440-5930 | 6月30日(金)〜7月6日(木) | 上映終了 |
兵庫 | シネ・リーブル神戸 | 078-334-2126 | 6月30日(金)〜7月6日(木) | 上映終了 |
京都 | アップリンク京都 | 075-600-7890 | 6月30日(金)〜7月6日(木) | 上映終了 |
岡山 | 岡山メルパ | 086-221-0114 | 7月14日(金)〜20日(木) | 上映終了 |
広島 | サロンシネマ | 082-962-7772 | 6月30日(金)〜7月6日(木) | 上映終了 |
福山駅前シネマモード | 084-923-6800 | 6月30日(金)〜7月6日(木) | 上映終了 | |
福岡 | キノシネマ天神 | 092-406-7805 | 7月28日(金)〜8月3日(木) | 上映終了 |
熊本 | Denkikan | 096-352-2121 | 6月23日(金)〜7月6日(木) | 上映終了 |
大分 | シネマ5 | 097-536-4512 | 6月24日(土)〜7月7日(金) | 上映終了 |
宮崎 | 宮崎キネマ館 | 0985-28-1162 | 7月28日(金)〜 | 上映終了 |
コメント
COMMENT
『渇水』から『愛のこむらがえり』と髙橋監督の振り幅の大きさに驚く。
滑稽ながら真剣に映画という名の人生を突き進む愛おしい映画だ。
あの老映画監督の言葉が忘れられない。是非たくさんの人に見て欲しい。
白石和彌(映画監督)
夫婦や恋人と組んで映画を作っていらっしゃる偉大な先達は多くいます。
僕も妻と作りましたが、それは才能のある人以外はしてはいけないことだったのではないかと今思っています。
ですから僕はこの映画を観ながら何度かスクリーンに叫びそうになりました。
「やめとけ! やめるんだ! 今ならまだ間に合う! これ以上、男にプレッシャーをかけないでくれ!」と。
僕ならこれだけパートナーからのプレッシャーがあれば潰れています。
「映画監督ってのは職業じゃない、罪名だよ。(以下略)」 という恐ろしいセリフがありますが、
映画監督のパートナーというのもある種の罪人なんだなあと思いました。
「プロってのは金をもらって映画を作るんだろ。自分で金を出して映画を作るなんて素人のやることだろ。
他人の金を当てにするなんてあさまし過ぎる」
企画がぜんぜん通らず私に一緒に映画を作ろうと軽ーい感じで言ってきた夫に何度か似たようなセリフを言ったことがある。
映画を観ながら、夫への怒りが蘇ってきたけど、それだけではない怒りも沸々と湧いてきて、
その怒りはせっかくだから何かのエネルギーにしなきゃなと思いました。
足立紳・足立晃子(映画監督とプロデューサーの夫婦)
囲碁は、打つ手が広く変化は無限にあり、対局中は五里霧中です。それでも、苦しみながら自分なりの最善手を探します。
映画の2人が、将来への不安や仕事の悩みを抱えながら、同じ夢へ進んでいく姿は、重なるものがありました。
囲碁の対局は孤独ですが、この2人は支え合っており、それがとても羨ましく感じました。
そして、無性にホヤが食べたくなりました。
高尾紳路(囲碁棋士 九段)
「映画監督は職業ではない。罪人だ!」。映画を始め、落語も含めた芸能に携わる者は、
そこから受ける感動と引き換えに背負い込む苦難を覚悟しなければならないのだ。
でも、そんな痛みだって「愛する人と一緒ならきっと乗り越えられるよ」とこの映画に教えてもらった。
だって、ふくらはぎに起きる「こむらがえり」は、次なる飛躍のためにこそあるのだから。
涙の雨の後にかかる虹を信じよう。大丈夫。
立川談慶(落語家・作家)
若手時代、食えない時代の爆笑問題太田光さんを支えた光代夫人のようでした。
「そういうとこだよ」と磯山さんのいつもの口癖もでたり、愛犬リリーも出てきて、「ラジオビバリー昼ズ」ファンにはたまらない映画です。
松村邦洋(タレント)
この時代にふたりで映画製作という波乱含みの熱情。
磯山さやかのコメディエンヌへの確信が
いよいよクランクイン。
高田文夫(放送作家)